Madame VOGEL
―マダム・ヴォージェル―


シャンゼリゼ通りから少し入った8区のアパルトマンがマダム・ヴォージェルの料理教室でした。
彼女は日本人を対象に、月替りで伝統的なフランスの家庭料理を教えています。

とても上品で、いつもささやくように優しくお話されるのが印象的。
姿勢がよくていつも身だしなみをきちんとされている素敵な方です。

レッスンは人数が8人と決まっていて、前菜かスープ、肉または魚料理、デザートの3品。
レシピはフランス語で書かれたものが、きちんと日本語に訳されていました。
広いダイニングルームにクロスがかかったテーブルがあり
人数分の小さなまな板、ナイフが置かれていてそこで調理し、必要な時だけ隣のキッチンへ移動します。

 
 
キッチンから戻ると、テーブルは試食をするためにクロスが取り替えられていました。
フランスでは食事の時テーブルクロスを使うのが習慣です。
毎回お料理に合わせたクロス、食器、お花がセッティングされ
カトラリーは全てぴかぴかに磨かれたクリストフルのシルバー。
料理に合うワインやチーズの話、香辛料や材料の原産地の話など聞いているうちに
メイドさんが、さっき私たちが料理したものを美しく盛り付けて運んでくれます。
私たちはずっと最後まで座ったまま頂くのですが、それは試食というより優雅な食事タイムでした。



例えばある日のお料理は、前菜にサーディンの詰め物
メインにプロヴァンス風ドーヴ、デザートはフロニヤルドのリモージュ風。
それにパン,チーズ3種類,ワインはMORGON。
プロヴァンス地方の料理に合わせてクロスや食器も南仏風で・・・

2枚に開いたいわしに,ほうれん草、
にんにくなどを混ぜ挟みオーブンで焼きます。
1晩下味をつけた肉を,野菜と一緒に
圧力鍋で調理したもの。
プリンに粉を加えたもっちり感のあるお菓子。
なしの薄切りが入っています。

  

 

  

 

 

 

 

 

 


 

 

 

 

 

 

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